雪国のライダーが待ちに待った
相棒の冬眠解除 🧸☘️
走り出す前に
相棒の点検・整備を実施して
シーズン・インに備えます
冬眠中の暖機
2024ー25年の冬眠中の暖機運転は
バッテリーの電圧不足によるエンジン不発を除き
4回実施しました

バッテリーあがりと充電の記事は
下のボタンから👇
電圧不足によるエンジン不発以来
バッテリーの電圧が気になり
○ エンジン始動前
○ アイドル運転中
○ 暖機終了後に電圧の低下が安定してから
電圧チェックを行ってみました

12.0V未満:バッテリー交換【サービスマニュアル】

12.7V以下での使用は
自己責任だね☝️
ライダーのおまじない「ネン・オ・シャ・チェ・ブ・ク・トウ・バ・シメ」
多くのライダーが
一度は聞いたことがあるハズ
復習:ライダーのおまじない

ライダーのおまじない
復習します👇
1 | ネン | 燃料 | ガソリンの量、燃料コック |
2 | オ | オイル | オイルの量、汚れ |
3 | シャ | 車輪 | タイヤの空気圧、ゴム部の劣化 |
4 | チ | チェーン | 張り具合、汚れ、損傷 |
5 | エ | エンジン | かかり具合、異音 |
6 | ブ | ブレーキ | レバーの遊び、効き具合、パッドの残量 |
7 | ク | クラッチ | レバーの遊び、切れ具合 |
8 | トウ | 灯火類 | 球切れ、作動状況、クラクション |
9 | バ | バッテリー | 電圧、ターミナルの緩み、腐食 |
10 | シメ | 締め付け | 各ナット部の締め付け状態 |
特出し:オイル交換作業

上記☝️のおまじないの内
オイル交換作業要領について
特出しで記述します
オイル交換の時期と作業内容については
下記の要領となります
【Tenere700の取扱説明書より】
1 エンジンオイルの交換時期
・ 初回
1ヶ月点検時または1000km走行時
・ 2回目以降
10000km走行毎または1年毎
2 オイルフィルターカートリッジの交換時期
・ 初回
1ヶ月点検時または1000km走行時
・ 2回目以降
30000km走行毎
3 オイル補給量
・ フィルター交換時
2.6ℓ
・ オイル交換のみ
2.3ℓ

今回の交換は
前回交換から4632km走行なので
オイル交換のみ:2.3ℓを
サクッとやりまーす
オイル交換作業で準備した資材

・ エンジンオイル
規格:10Wー40
・ オイルパック
容量:2.3ℓ以上
・ ドレン用ガスケット
内径:φ14.2(今回使用)
使用する工具類

・ トルクレンチ
・ ラチェットハンドル
・ 17mm ソケット
・ +ドライバー(大)
(エンジンガード取外し用)
オイルの暖機・状況の確認
オイルを排出し易いようにと
バッテリーのチェックと充電(気休め)も兼ねて
エンジン始動してオイルを温めました

部品外し・古いオイルの排出





新しいオイルの注入




補給量のチェック
【YAMAHA XTZ サービスマニュアル より】
1 車両を平坦な場所で垂直に立てる
・ 適切なスタンドを使用
・ 車両が垂直に立っていることを確認
2 エンジンを始動して数分間暖気後
エンジンを停止
オイル面が安定するまで数分間待つ
3 エンジンオイル量の確認
最小レベル「A」と最大レベル「B」の
間にあることを確認

エンジンガードの取り付け

時間がなくても確認「ブタとネン」

「ブタとネン」についても
確認しておきましょう
1 | ブ | ブレーキ | 効き具合、パッドの残量 |
2 | タ | タイヤ | 空気圧、摩耗状態、ゴムの劣化 |
3 | と | 灯火類 | 球切れ、作動状況 |
4 | ネン | 燃料 | ガソリンの量 |
ブ ブレーキ

ブレーキパッドの残量でも
チェックしてみようかなと
前輪ブレーキパッド

許容残量:1.0mm(サービスマニュアル)
前輪ブレーキには
左右のディスクに内側・外側に
パッドがそれぞれ付いています
前輪パッド
左・右 X 内・外=4枚
内側のパッドは見易いのですが
外側のパッドは確認しずらいです💦
後輪ブレーキパッド

許容残量:1.0mm(サービスマニュアル)
後輪ブレーキは
ディスク1枚に
パッドが2枚(内側・外側)付いています
後輪パッド
ディスク1枚 X 内・外=2枚
後輪ディスクは
前輪より早く消耗する印象なので
要注意

後輪は去年やっちまったので
要注意だな💦
タ タイヤ
純正タイヤのサイズと空気圧は次の通りです
サイズ
F:90/90/21
R:150/70/18
空気圧
F:220kPa(2.20kgf 32psi)
R:250kPa(2.50kgf 36psi)

空気圧以外で
見ておきたいところは
以下の通り👇😁
前輪タイヤ

ヒビ割れ等のゴムの劣化と合わせて
タイヤの摩耗も確認

このタイヤは
2023年の
25週(6月頃)に製造されています
後輪タイヤ

ヒビ割れ等のゴムの劣化と合わせて
タイヤの摩耗も確認

テッペンばかりが
よく減ってんなー💦

このタイヤは
2023年の
42週(9月頃)に製造されています

シーズン当初は
このまま使おう😁
と 灯火類
ヘッドライトやブレーキ灯
ターニング灯等をチェック

以前
KLXに乗っていた時
ブレーキ灯が切れていて
PCに止められて注意されたっけ💦
ネン 燃料
出発前に燃料の残量をチェック

このご時世
安いところで計画的に
給油しなきゃね⛽️
あとがき
冬眠していた車両は
昨シーズンは気づいていなかった箇所が
消耗していたり故障している可能性があります
すぐに走り出したくなりますが
車両の点検を実施して
今シーズンもトラブルなく
相棒と付き合えるように
準備ですね


自分自身にも
ブランクがある事を自覚して
安全第一です☝️😁



