TUDOR PELAGOS 39について

2022年に発表された
【チューダー ペラゴス 39】について、記します。

※ 記事は2023年1月に作成しましたが
  価格を2023年11月に更新しました

目次

そもそも「TUDOR」って?

TUDORは、スイスのジュネーブに本拠を置くスイスの時計メーカーです。


ロレックスの創設者であるハンス・ウィルスドルフによって1926年に登録されたこのブランドは、ロレックスの姉妹会社であり続けています。


両社はハンス・ウィルスドルフが所有しています。
チューダーは当初、軍用およびプロのダイバー向けに製造された時計で知られていました。


1960年代から1980年代にかけて、米国海軍特殊部隊やフランス海兵隊など、複数の海軍がチューダー サブマリーナーをダイバーに採用しました。(Wikipedia)

TUDOR=「チューダー」が創業された時代背景

第1時世界大戦:1914年〜1918年

ロレックス創業:1905年ロンドン
後にロレックスとなる会社を創業

1908年スイス
「ロレックス」商標登録

1915年   
「ロレックスウォッチ株式会社」に社名変更

チューダー創業:1926年スイス
ロレックスの創業者によって創業

セイコー 創業:1881年日本
後にセイコーとなる服部時計店を創業

1892年
時計工場「精工舎」設立

1917年
「株式会社服部時計店」設立

※ 以上いずれもWikipedia

チューダーの創業は、
第1次世界大戦の終了後間もない時代でした。
創業後、まもなく100年の歴史があります。
日本のセイコーや姉妹メーカであるロレックスは、
さらに歴史のあるメーカーであることを再認識しました。

PELAGOS とは?

2012年オリジナルのペラゴスが発表されました。
その特徴は以下のとおり

1 総チタン・総マット仕上げ
2 42mmの外径
3 ヘリウムエスケープバルブを装備した
  500m防水の性能
4 ダイバー用に開発されたベルトの
  延長システム搭載

オリジナルのペラゴスが発表以来10年の間に、様々な特徴のあるペラゴスが誕生しました。

PERAGOS 39 の特徴

モデル製造年
標準価格
特徴1特徴2特徴3メーカーHP

オリジナルモデル
2012年

¥ 632,500
¥ 651,200
オリジナルモデル

キャリバー
MT5612(COSC)

パワーリザーブ:70H
逆回転防止ベゼル
Ti製ベルト
42mmケース
500m防水
黒ダイヤル、白日付
9時位置にヘリウム排出バルブを装備詳細を見る

ブルーダイヤルモデル
2015年

¥ 632,500
¥ 651,200
ブルーダイヤルモデル

キャリバー
MT5612(COSC)

パワーリザーブ:70H
逆回転防止ベゼル
Ti製ベルト
42mmケース
500m防水
青ダイヤル、白日付
ブルーダイヤル
ブルーベゼル
他、オリジナル同様
詳細を見る

LHDモデル
2016年

¥ 632,500
¥ 651,200
左利き用(LHD)

キャリバー
MT5612-LHD(COSC)

パワーリザーブ:70H
逆回転防止ベゼル
Ti製ベルト
42mmケース
500m防水
日付:偶数日赤
   奇数日黒
ヘリウム排出バルブを3時位置に変更
特徴ある日付表示
他、オリジナル同様
詳細を見る

FXDモデル
2021年

¥524,700
¥ 540,100
 ブルーダイヤル
ファブリックベルト
(FXD)

キャリバー
MT5602(COSC)
パワーリザーブ:70H
両回転ベゼル
ファブリック製ベルト
42mmケース
200m防水
青ダイヤル、日付なし
フランス海軍の特殊部隊と共同開発
ケース厚さを12.75mmとし
防水性能と日付機能を簡素化
詳細を見る

39mmモデル
2022年

¥591,800
¥609,400
直径39mmモデル

キャリバー
MT5400(COSC)

パワーリザーブ:70H
逆回転防止ベゼル
Ti製ベルト
39mmケース
200m防水

黒ダイヤル、日付なし
ベゼルと巻き上げクラウンにグレード2Tiを使用
ケース直径と厚さをシェイプし、防水性能と日付機能を簡素化
詳細を見る
※ 標準価格は、記事を作成した2023年1月の価格から2023年11月現在の価格に更新しました。

「ペラゴス39」は、
2022年9月下旬に発売されました。

オリジナルモデルとの違いは、
防水性能を500m→200m防水に落とされ、
ケースサイズも42mm→39mmとなりました
また、ペラゴス39には、
デイト表示機能がありません

価格は、オリジナルモデル:¥632,500 ¥651,200
      ペラゴス39:¥591,800 ¥609,400

数値は公表されていませんが、
オリジナルに比し、
全体に薄く小さくなったモデルとなっています。

オリジナルのPELAGOSがオーバースペックだと感じていた方には、
ジャストな大きさと機能になりました。

他社製ダイバーウォッチとの比較

他社製の代表的なダイバーウォッチとの比較は、下記の通り

グレード2チタン(純チタン)は、グレード5チタン(チタン合金)より加工が困難
904Lステンレスは、通常の腕時計に使用される304ステンレス等より耐食性に優れ宇宙工学や化学産業分野で使用される
OMEGAがこだわる対磁性能は、機械式時計に大敵なPCやスマートホン等が発する磁気の影響を受けにくい。
U50は、海水耐性に強いドイツ潜水艦の鋼鉄であるUボート・スチールを採用し、さらに窒素を使用した浸炭加工を時計のケースに施し、鋼材の表面に炭素分子を拡散・浸透させ、焼入れして硬化させる技術=テギメント加工を施されている。
F1を代表とするモータースポーツとの関係や、PORSCHEとのコラボモデルを持ち、スタイリッシュなイメージを重視するTAG HEUERのダイバーウォッチ
海外の機械式ダイバー機の中において、比較的低価格である。
初代が2007年に発売され、12時位置のインデックスが大銀杏型であったり、ベゼル側面部分が土俵に埋め込まれている俵に例えられ、海外では
「SUMO」の愛称で呼ばれる。現在では3代目「SUMO」となる SBDC083

各メーカー毎に重視している性能や、材質、デザインの違いがあり、
面白いと思いました。

ossan
ossan

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この記事を書いた人

北海道在住
おっさんライダー(DAEG→SEROW225→KLX250→Tenere700)
夏季は、林道でバイクを倒したり、
起こしたり、下敷きになったり
冬季は、主に冬眠中

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