Tenere700に乗る北海道のおっさんライダーが、
自分の経験に基づき、
バイク乗りの皆さんにおすすめするバイク用品
第1弾 TANAX MOTOFIZZ タンクバッグ
私がバイクに乗り始めた頃、職場の後輩から薦められたバイク用品です。
今では、その後輩に感謝しています。
ツーリング時に悩んでいた点
以前私は、バイクのシルエットが崩れるのが嫌で、バイクに箱や荷台、バッグの類を一切付けていませんでした。
故にツーリングの際は、自身のポケットを荷物でパンパンにしたり、ウエストバックやディバックを身につけて対策していました。
当時のツーリング時の持ち物は、以下のとおりです。
1 免許証・財布・カギ
2 雨具
3 予備の手袋
4 サングラス
5 地図
6 老眼鏡
7 ネックウォーマー等防寒用品
8 温泉セット(タオル・歯磨きセット)
長距離ツーリングすると身体への負担が増え、
「やせ我慢ツーリング」となっていました。
バイクに乗って遠くに行きたい
⇩
出先の天候対策や地図等も必要
⇩
身につける荷物が増える
⇩
増大する荷物で体への負担も増大
⇩
荷物を減らすと出先で不便(ガマン)を
強いられる
改善点と解決法(タンクバッグの採用)
私の葛藤は、しばらく続いていました。
1 バイクのスタイルや佇まいにも惚れ込んでいたので、
キャリアや箱などの所帯臭いモノは付けたくない
2 増大する荷物を、全て身につけてのツーリングは辛い
「いやいや、これしき問題ないっス」てことにする?
3 近所をチョロチョロ走るだけでは不満→遠くへ行きたい
4 荷物を減らすと、出先で不便→「我慢大会」か?
バイクに乗るだけでも、ある意味「やせ我慢」なのに
荷物で更に我慢するのは、おかしくない?
え!これ修行なの?
先輩、我慢やめましょ!
良いモノありますから。
TANAX MOTOFIZZ タンクバッグ
当時、最初に購入したのが、
まさにこれ。
今でも製品化されていました。
懐かしー
バイクのシルエットが崩れるのは嫌だなー
でも、持ち物増えたしなー (~_~;)
後輩に薦められて、悩むこと3秒
あっさり、採用してみました。
当時の画像です。
タンクバッグを採用して改善された点
使用時に、車体のシルエットが変化してしまうことに対する抵抗を感じましたが、
使用してからのメリットの方がはるかに大きかったのです。
タンクバッグ使用の利点
1 今まで持ち出していた荷物を減らすことがない。
むしろ荷物を増やすことも出来る。
2 荷物を身につけることがないので、長時間・長距離の運転がラク
3 脱着に工具が不要なため
移動先で、車体に取り付けたまま荷物の残置もできるし、
軽易に取り外して、バッグごと持ち出すことも可能
4 取り外し後は元来のシルエットに戻すことができる。
タンクバッグを採用し、それまでの荷物は一切減らすことなく、
長時間・長距離のツーリング時の身体への負担が大幅に軽減できました。
そして脱着作業が工具不要で、軽易に行えるため、
出先で荷物を残置することもできますし、長時間の放置が不安な場合は、
取り外して、持ち出すことも簡単にできます。
更に、取り外してしまえば元の状態に戻るため、
不使用時にアングルや荷台が残らないので、シルエットも元のままです。
何か、悪いことある?
今まで、何に躊躇していたんだっけ?
どうですか?
何か不都合ありました?
Nothing でーす
現在の状況
以来、車種が変わっても長距離ツーリングでの使用は、変わらず続いています。
現在のタンクバッグは、オフロード車のタンク形状に適したモノに変わりました。
実は私の場合、オフロード車に乗り換えた時に、友人から譲り受けたのがこのタイプのバッグでした。
ネイキッド車に乗っていた頃に、
TANAX MOTOFIZZのタンクバッグを使っていて、その良さを実感していたので、このタイプのバッグを譲ってくれた友人には、とても感謝です。
現在の車両 Tenere700 に装着すると、このような感じです。
取り付け要領
1 バッグの前方の命綱を
ハンドルバーホルダー部に通し
2 連結します
3 バッグ横のラッシングを
車体のフレーム等に固定して
4 左右のそれぞれを連結して、出来上がり
燃料補給時の対応
1 通常の状態から…
左右のラッシングの留め具を外して
2 バッグを跳ね上げて給油口を出す
バッグを完全に外さなくとも、給油が可能です。
給油中にバッグが給油口の上に落下しないよう、注意が必要です。
収納容量の検証
1 通常の状態
2 バッグを開放した状態
3 バッグの中身を検証
左上部から
1 予備の手袋
2 予備の手袋(雨用)
3 ネックウォーマー
4 地図(A4版 1/300,000)
5 ツーリングマップルR(1/170,000)
6 車検証
7 ユニセーム
8 老眼鏡
9 サングラス
10 窓フクピカ
11 トイレットペーパー
12 温泉セット(タオル、歯磨き)
13 雨具(上着)
14 雨具(ズボン)
乗車してすぐ手元にあるので、入れ方を工夫すれば、乗車したまま必要なものが取り出せます。
結 論
とても使い勝手が良いです。
現在は他社からも、さまざまなタンクバッグが販売されています。
バイク乗りの方で、収納要領を考え直す方は、是非採用を検討してみてください。