私的推薦 ランニングにおすすめのBluetoothイヤホン

音楽は、ランニングの時も欠かせません。
スマホとリンクさせて、音楽を聴きながら運動できる、Bluetoothに対応したイヤホンがおすすめです。

ランニングにおすすめのイヤホンに求められる条件

1 耳から落ちにくいモデルであること

2 防水性能はIPX4以上であること

3 外音取り込み機能や、周囲の音が聞こえるモデルであること

4 連続再生時間の長さが十分であること

目次

耳から落ちにくいモデルであること

スポーツ用のイヤホンには、使用中のズレにくさや落ちにくさが重要になってきます。

耳を塞ぐタイプ(カナル型)

耳の内側にあたる部分がウィング状になる等、工夫がされている場合が多いです。

耳を塞がないタイプ

スピーカーを耳にかけるフック形状のオープンイヤー型や骨伝導型があります。

防水性能はIPX4以上

屋外でも使用することが多く、汗をかくことも考えられることから、
防水性能は、IPX4以上がおすすめです。

防塵・防水性能の規格の読み方については、過去の記事
「私的推薦おすすめのBluetoothスピーカー」内『防塵・防水性能』からご確認ください。

過去記事はコチラ

外音取り込み機能や周囲の音が聞こえるモデル

外音取り込み機能

アンビエントモード…イヤホン本体に触れるなどして、モードの切り替えを操作

音楽のみを聴くモードと、外音マイクによって周囲の音を取り入れるモードの切り替えをします。

周囲の音が聞こえるモデル

スピーカーが開放型のモデルであったり、骨伝導のモデルは、
耳の穴を塞がないため、音楽と共に周囲の音が自然に取り込めるようになっています。

連続再生時間の長さが十分であること

連続再生時間については重要です。
ランニング中に音楽が聴けなくなっては、ストレスを感じながら走り続けなければなりません。

自身の走る長さや走る頻度によって、必要な再生可能時間が変わると思います。
自身のランニングスタイルに合った機種を選ぶことになります。

最近は各社の製品の性能が向上したため、古いモデルを選ばなければ、安心かもしれません。

私的推薦 おすすめ機種 6選+2機種

メーカー
製品名

SONY
Float Run

Victor
HA-NP35T

Shokz
Open Run

boco
PEACE SS-1

Bose
Quiet Comfort Earbuds Ⅱ

audio-technica
ATH-CKS30TW
タイプオープンイヤー型オープンイヤー型骨伝導骨伝導カナル型カナル型
充電時間3h2.5h1.5h50min3h3h
連続再生10h7h8h8h6h7.5h
質 量33g12g26g7.5g6g4.5g
防塵・防水IPX4IPX4IP67IPX7IPX4IP55
Bluetooth5.05.15.15.25.35.1
寸 評音質良好
やや音漏れ心配
耳の形によっては合わないかも
音漏れ気になる
ランニング時に落下の不安なし
音量に不満
現存する骨伝導の中で最軽量
音質音量に不満
高音質
ノイズキャンセル
それなりに高価
軽量・高音質
イコライザー付
重低音・本命
私的推薦度
総合評価
(3.5 / 5.0)
(3.0 / 5.0)
(3.0 / 5.0)
(3.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
メーカーHP詳細見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
実際に試聴して比較できた6選

オープンイヤー型

耳穴を塞ぐことなく、スピーカーを浮かせるなどの工夫がされており、外音を自然に取り込めたり汗をかいても不快に感じることが少ないのがこのタイプです。

欠点としては、音漏れがやや気になりました。

SONY Float Run

オープンイヤー型
  • 耳にかけるフックタイプ
  • スピーカーを浮かせて外音を取込み
  • 音質は良好
  • 音量を上げると音漏れが気になる
Float Run
総合評価
( 3.5 )

Victor HA-NP35T

オープンイヤー型
  • 耳にかけるフックタイプ
  • スピーカーを浮かせて外音を取込み
  • 耳の形によっては、聞こえづらいかも
  • 音量を上げると音漏れが気になる
HA-NP35T
総合評価
( 3 )

骨伝導型

音を空気の波動によって鼓膜に伝える一般のスピーカーとは違い、耳や頭部の骨から波動を伝える骨伝導

耳の穴が開放されるので、オープンイヤー型同様に外音を自然に取込みます。
疲労も少ないと思います。

音質や低音の迫力は、カナル型に敵いません。

Shokz Open Run

骨伝導型
  • こめかみ付近から波動を伝える骨伝導型
  • ランニング等の運動で落下する不安なし
  • 長時間使用しても疲労は少ないと予測
  • 音量に不満を感じる
  • 音漏れの不安あり
OPEN Run
総合評価
( 3 )

boco PEACE SS-1

骨伝導型
  • イヤリングのように耳の軟骨(?)につける骨伝導型
  • おそらく現存する骨伝導型の中で最軽量
  • 耳の形によっては抜けやすいかも
  • 長時間使用しても疲労は少ないと予測
  • 音量・音質に不満
PEACE SS-1
総合評価
( 3 )

カナル型

イヤホンの先端を耳に挿入する密閉型のイヤホンです。

脱落を防止するために、イヤーピースの部分をウィング型にするなど、工夫されている製品もあります。

オープン型のイヤホンに比べ、高音質で迫力のある音を発する製品が多いです。
外音を取り込むためには、イヤホン外部のマイクを通して、音楽と共に外音を取り込むためのモードが必要となります。

長時間使用すると、オープンイヤータイプや骨伝導型に比べ、疲れやすいかもしれません。

Bose QuietComfort® Earbuds II

カナル型
  • ノイズキャンセリングを搭載したカナル型
  • 高音質
  • 外音取り込みモード付
  • 3種類のサイズのイヤーチップでフィットさせる
  • 真のスポーツ向きではないが、同メーカーのSPOTタイプと聞き比べると断然コチラ
  • それなりに高価
QuietComfort® Earbuds II
総合評価
( 4 )

audio-technica ATH-CKS30TW

カナル型
  • ノイズキャンセリング機能なし
  • 軽量・高音質・イコライザー付
  • 外音取り込みモード付
  • イヤーチップに工夫はないが、軽量であるため脱落の心配は少ない(店内で頭部を振り確認)
  • スポーツ向きの工夫は一切ありませんが、今回の本命
ATH -CKS30TW
総合評価
( 4.5 )

視聴できなかった 気になる2機種

メーカー
製品名


Apple
AirPods Pro

SENNHEISER
SPORT True Eireless
タイプカナル型カナル型
充電時間1.5h
連続再生6h9h
質 量5.3g6g
防塵・防水IPX4IP54
Bluetooth5.35.2
寸 評高音質
強気な価格設定
耳からうどん
高音質
そこそこのお値段
SENNHEISERなのにSPORTタイプ
メーカーHP詳細を見る詳細を見る
視聴することができず、評価ができなかった、気になる2機種

残念ながら、視聴できていないため今回は評価できませんが、気になる2機種を紹介します。

ランニングやスポーツ向きかと問われれば、試していないので不明ですが、両機種とも音質に期待でき、外音取り込みモードを搭載し、装着感についても評判が良い製品です。

ただし、今回の視聴でも感じましたが、いかに前評判が良くても自身の耳に装着して、実際に音を出してみないと判断できないということです。

以上を踏まえた上で、やはり気になる2つのカナル型です。

Apple AirPods Pro

  • ノイズキャンセリングを搭載したカナル型
  • 高音質
  • 外音取り込みモード付
  • 独特の形状が絶妙にフィットするらしいが体験してみないとわからない
  • ただ、形が「耳からうどん」
  • 強気な価格設定
AirPods Pro 第2世代 MQD83J/A

SENNHEISER SPORT True Wireless

  • ノイズキャンセリングを搭載したカナル型
  • 高音質
  • 外音取り込みモード付
  • SENNHEISERなのにSPORTタイプ
  • 気になる
  • そこそこのお値段
SPORT True Wireless

まとめ

ランニング時のイヤホンという事で、条件をつけて候補機種を検索し、視聴しに行きましたが、
前評判の良かったオープンイヤータイプや骨伝導型は、どれも筆者の耳と好みに合いませんでした。

ランニングを想定した時、安全のために外音取り込み機能は、外せない機能ですが、
そのために音質や音量の性能をどこまで妥協できるかは、個人次第です。

そして予想外なことに、普通のカナル型で、しかもフラッグシップモデルではない機種が、
今回のイチオシとなりました。

実際に、現在筆者が使用している製品も、メーカーのフラッグシップモデルではなく、
すでに数年前のモデルとなります。

また、コイツは今回視聴した最新機種(?)の製品に、
値段とパフォーマンスでは、負けていないと感じました。

故に、まだ買い替える理由がありません💧

筆者の現役イヤホン 生産年不明
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この記事を書いた人

北海道在住
おっさんライダー(DAEG→SEROW225→KLX250→Tenere700)
夏季は、林道でバイクを倒したり、
起こしたり、下敷きになったり
冬季は、主に冬眠中

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