たまたま交わした一言が、温かくて嬉しかったっていうこと
今日は、用事があって街へ出ました。
私が住む地域では、毎年雪が積もります。
そろそろ雪が降り始める頃になると、何故か毎年、道路工事が活発になります。そして、そのような中を私は歩いておりました。
私が信号のある交差点の角近くまで来たとき、そこは、道路工事により歩行者が示された通路を、交互に通行できるようになっておりました。
周辺には、交差点で信号待ちをする人の他、工事関係者と、歩行者の通路を誘導する警備員がおりました。
信号が青になり、信号を渡る人たちが一斉に動き始め、私はその横の角を右折しようとしておりました。
同年代と思しき誘導の警備員が、私にアイコンタクトしてきました。
「はい、はい、一人しか通れない通路だからね。誰か角から来るってことね。」と理解して、待つことにしました。
ヘッドホンをした若者が、自転車でスイーっと私の横を通過して行きました。
「あら、自転車じゃん。(こっちが優先じゃね?)」と思いまいたが、誘導の警備員も、ヘッドホンの人間を止めるより判りそうな相手にサインを送って静止したほうが無難と判断したのだと、理解しました。
私が前進する番が来て、警備員とすれ違う時に、「ありがとうございました。」と(自転車君に代わって)彼は言いました。
「こちらこそ、ありがとね。お疲れさま。」と私は返しました。
おっさん同士の挨拶でありましたが、少しだけ温かな気持ちになりました。
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